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たまには全然違うことを(ry

「総銀フルートを求めて銀座へと繰り出したミント、その運命や、いかに!?」

その続きでございます(・ω・)ノ


サンキョウさんでの試奏を終えて、戻ってきたのはパールさん。
フルートフェア前に一度試奏させて頂いていたことと、
レッスンの先生が使っているのがパールのカンタービレだったことで、
実は本命でした。コスパいいしねー!
今回の目的はリングキーのカンタービレを触ることと、Eメカなしを試すこと。
あ、Eメカというのは、高いミの音を出しやすくする装置のことです。
さてさて、とパールさんのブースを見渡すと、
リングキーはあったのですがEメカなしのが見当たらない。
尋ねてみたら、Eメカなしのフルートは受注生産に近い扱いなんだそうです。
もうEメカ搭載が標準装備なのね。ふむー。
フルートは同じ機種でも当たり外れというか相性の合う合わないがあるので、
購入前には同じ機種でも在庫を何本も出して頂いて試奏するのが普通なのですが、
受注生産では試奏なしで購入しろってことじゃね?
それで相性よくないフルートだったらどーすんのよ?(´・ω・`)とぼやいてみたところ、
受注はするものの店頭在庫としてお店に置いて頂いて、
試奏させてもらってから購入するか決めることも可能だとか……
ただちょっとおじさんたちごにょごにょしてたよ。
なんでEメカなしが気になっているかというと、Eメカつけると高いんすわ!
3万とか5万とか↑するんすわ!
なので、Eメカなしにして、その分上位機種を買いなさい……というのが通例だったり。
でも自分は最初からEメカ搭載のフルートに慣れていたので、
Eメカなしがどんなもんか試してみたかったのですよね。

ところで読み方は「いーめか」と「えーめか」のどっちが正しいんすかね(-ω-;)

ないものはしょうがないので、Eメカ搭載で吹かせて頂きました。
Hi-Bが綺麗に出るのがいいですねー(*´ω`)
B durは基本2オクターブ吹くようにしているのですが、
一番上のBがどうしても低くなってしまうのが自分的に気持ち悪かったのです、今まで。
それがスパーンと綺麗に出る! すんばらしい!
頭部管を変えてくださったのですが、VCという頭部管を渡されました。
これがまた吹きやすい。
7月に試奏したのはどれだったか覚えていないのですが、この頭部管は相性よしでした。
「これ、オプションですよね……?(でも、お高いんでしょう?)」と尋ねたところ
標準装備可能とのこと! おーいいじゃない! いいじゃない!
インラインのリングキーは難しかったとですよ。


次はミヤザワさん。
楽団の仲間が1人、アトリエ2を使っているので興味はありました。
スペシャルブローガーシステムとはなんぞ?と思い尋ねました。
とても指回りがよくなるシステムらしい。
他のフルートでは指が回らなかったものも、ミヤザワだと吹けるようになることがあるとか。
実際吹かせて頂くと、すごく指が回りやすかったです。
フルートは高速で連符が多すぎるからね、これはいいかも!
総銀はアトリエ3からなので、アトリエ3と、記念モデル?みたいなのも吹かせて頂きました。
いろいろな場所にいろいろな装飾がされていましたー。
なんだかゴテゴt おっと誰か来たようだ。
音はとても華やかだったかな? 軽やかな印象を受けました。
ちなみにいつもメンテをお願いしている楽器屋のリペアマンさんはミヤザワ推しでした。
つくりが丁寧らしい。

後ろで聞いていた友達の感想は
「指回りには感動してたけど、音にはそうでもなかったね」でした。おうふ。


一通り吹き終えたなーと思っていると、友達から
「……さっきからあそこでとっても理想的な音が聞こえてくるんだけど」とのこと。
そう、私が全力スルーした某超超超有名メーカーでした。
ムラマツさん。
ムラマツさんはパーツの一部に鉄を使っているからそれがとにかく錆びるらしく、
メンテが大変だよとのアドバイスを受けていたので
購入検討対象からは外れていたのでした。なので詩奏もしていませんでした。
とりあえず行ってみました。

……音出ない(´;ω;`) 私ムラマツに相性悪い(´;ω;`)

インラインだーリングキーだーとかそんなことは関係なく、
本当に単純に音を出すのが大変でした。鳴るポイントに当たらない。
ちょっと敬遠している気持ちが音にも表れたのかしら……?
友達も「あー……ここはなしだね」と口にしてました。
理想的な音を鳴らせなくてごめんorz


こんな感じで各メーカーごとの詩奏を終え、どうしようかと迷っていると、
いくつものメーカーを持ち寄って吹き比べてみては、とアドバイスを頂きました。
自分のプレイスタイルを考えると、勧められた80万とかするのは
まさに豚に真珠になってしまうこと間違いないので、
身の程に合った各メーカーの総銀でいちばん下のランクを持ってきて頂きました。
とりあえず、吹いて印象のよかったのがパール、アルタス、サンキョウだったので、

・パール カンタービレ
・アルタス TS
・サンキョウ アーティスト

の3本を用意して頂きました。
うーん……どれも悪くない……けどパッともしない……。
アルタスは感動はしたけれど、TSはクるものがない。
サンキョウは知り合いに使っている人がいないのでとにかく比較対象がない。
うーんうーん。
アルタスはピッチが正確なのがウリと言われたけど、TSじゃ伝わってこない。
うーん。

プロの方が選定のために吹いてくださったのですが、
アルタスはやわらかい音、サンキョウは強い音。真逆。
吹奏楽で吹くことを伝えると、
「楽器の種類が多いなら、アルタスなら絶対埋もれちゃうよ、聞こえない。
 アンサンブルとかならアルタスのほうが絶対いい」
とアドバイスをくださいました。
確かにうち、今2人アルタスいるしなぁ……うーん。
友達は「もう両方買ってシーンによって吹き分けなよ!」とか言い始めるし。
そんなお金ないっつーにwww

とりあえず、今回はアルタスとサンキョウの見積だけをもらって退散。
価格を見るとパールより一回り上。
価格で見るならパールのマエスタも試してみてよかったんじゃ?とちょっと後悔。
それと、自分は2ndを吹くことが多いので、
やっぱり中低音のレスポンスが早いのをもう少し試してみたいなと思いました。
高音のレスポンスはどれも満足いく感じだったんですけどね。
総銀フルートフェア中で安くはなってはいるけど、
ここで焦って買って後悔はしたくないし。きっともう買い替えなんてないだろうし。

あとから調べたら、サンキョウ、
「アンサンブルや弦楽器との相性がとことん悪い。ソリスト向け。」
「戦うフルート吹き用」
と書かれてました(^^;)
わぁ! 私の性格にはぴったり!(笑)


次はパースのマエスタも含めて、もうちょっと吹き比べてみたいなぁと思いました。
アルタス買うなら1307かなぁ。TSはないかも。
by mint-latte | 2012-08-20 16:51 | 日記
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